「三鷹市 新都市再生ビジョンの見直しと緊急対応方針について」

「三鷹市のまちづくりはどう変わる?  新都市再生ビジョンの見直し」

三鷹市新都市再生ビジョンとは、老朽化が進む公共施設の建替えや再編を計画的に進め、限られた財源を有効活用しながら、安全で暮らしやすいまちを次世代につないでいくための長期的なまちづくり方針です。
三鷹市では、老朽化が進む公共施設の建替えや再編を計画的に進めるため、「新都市再生ビジョン」を策定し、まちづくりを進めてきました。
しかし、近年の物価高騰や建設費の上昇、人材不足などを受け、事業の規模や整備時期を見直す「緊急対応方針」が示されました。

三鷹駅南口中央通り東地区の再開発について、現在、市では計画の見直しが進められています。

物価高騰や人材不足、公共工事の入札不調など、社会経済情勢が大きく変化する中、これまでの計画をそのまま進めることが難しくなっていることから、市は「新都市再生ビジョンに係る施策・事業の緊急対応方針」を示しました。

三鷹駅南口中央通り東地区の再開発については、「子どもの森(仮称)」のコンセプトは維持しながら、建物規模を抑え、緑豊かなオープンスペースを確保するとともに、ソフト面の取組によってにぎわいを創出する方向で、施設のゾーニングや配置計画などを改めて検討しています。

また、再開発区域では、地権者の生活再建や権利変換を大前提として、地権者との調整が引き続き行われています。

先日の委員会では、私から主に、

・地権者への十分な配慮とあわせて、市民や地域、商店会の意見をどのように反映していくのか
・長年にわたり地権者との調整が続く中で、今回の見直しによって事業をどのように前へ進めていくのか
・建物規模を縮小する中でも、中央通り側の店舗配置や商業のにぎわいを維持していくのか
・緑化オープンスペースを、単に緑を増やすだけではなく、人が集まり、滞在し、交流や商業のにぎわいにつながる場所としてどう具体化していくのか
・今後の計画や事業スケジュールを、いつ頃までに具体化していくのか

といった点について確認しました。

市からは、中央通り側に店舗を配置し、商業のにぎわいを創出していく考え方は従来から変わっていないこと、また、オープンスペースの整備や活用については、今後、市民の意見も聞きながら検討していくとの説明がありました。

一方で、具体的なにぎわいづくりの内容や今後のスケジュールについては、まだ検討段階であり、地権者との調整も今後しばらく続くとのことでした。

私の考え

三鷹駅前は、多くの市民が日々利用する「三鷹の玄関口」であり、この再開発は再開発区域の中だけで完結するものではありません。

もちろん、長年この地域で生活や事業を続けてこられた地権者の皆さまの生活再建や権利を守ることは大前提です。

その一方で、中央通りをはじめとする周辺商店への人の流れ、駅前全体のにぎわい、市民が利用しやすい空間をどうつくっていくのかという視点も、同じように重要だと考えています。

特に今回示された「緑豊かなオープンスペース」については、緑を整備すること自体を目的にするのではなく、実際に人が集まり、滞在し、交流が生まれ、その人の流れが中央通りや周辺商店の活性化につながる空間にしなければ意味がありません。

そして、私が最も懸念しているのは、この再開発がこれまでも長い年月をかけて検討されてきた中で、今回の見直しによって、さらに事業が長期化してしまうことです。

物価高騰や工事費の上昇など、社会情勢の変化を踏まえて計画を見直すことは必要です。しかし、見直しを繰り返すだけで、具体的な事業の進展が見えない状況を続けてよいとは考えていません。

今回の見直しを、単なる「縮小」や「先送り」にするのではなく、何を残し、何を見直し、いつまでに何を決めるのかを明確にした上で、実現可能な形で事業を前へ進める転換点にするべきです。

三鷹駅前の将来像を市民や地域と共有し、地権者との調整と並行して、中央通り全体のにぎわいづくりや商業活性化についても具体的に進めていく必要があります。

私は、これ以上この再開発を停滞させることなく、「いつ動くのか」「何ができるのか」が市民や地域に見える形で、早期に事業を前進させるべきだと考えています。

今後も、地権者、市民、商店会など地域の皆さまの声をしっかりと受け止めながら、三鷹の玄関口にふさわしい駅前づくりと、中央通り全体の活性化につながるよう、議会でも強く求めてまいります。三鷹駅前は、多くの市民が日々利用する「三鷹の玄関口」であり、この再開発は再開発区域の中だけで完結するものではないと考えています。

もちろん、長年この地域で生活や事業を続けてこられた地権者の皆さまの生活再建や権利を守ることは何より重要です。

その一方で、中央通りをはじめとする周辺の商店や地域への人の流れ、駅前全体のにぎわい、市民が利用しやすい空間をどのようにつくっていくのかという視点も欠かせません。

特に、今回示された「緑豊かなオープンスペース」については、緑を整備すること自体が目的ではなく、そこに人が集まり、滞在し、子どもから高齢者まで交流が生まれ、その人の流れが中央通りや周辺の商店にもつながっていくことが重要だと考えています。

また、この再開発は長い年月をかけて検討が続けられてきました。社会情勢の変化を踏まえた計画の見直しは必要ですが、見直しによってさらに事業が長期化することへの懸念もあります。

今回の見直しを、単に「規模を縮小する」ためのものではなく、三鷹駅前の将来像を改めて明確にし、実現可能な形で事業を前へ進める機会にしていくことが重要です。

今後も、地権者、市民、商店会など地域の皆さまの声をしっかりと反映しながら、中央通り全体の活性化と、三鷹の玄関口にふさわしい駅前づくりにつながるよう、引き続き議会でも確認・提案してまいります。

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